2004年6月20日
サンクリ24レポート
6時40分起床。
 起きると、Sくんはもう起きていた…、というか寝て無いくさい。
ホッパー「何してたの?」
S「無敵看板娘がおもしろすぎる、これ殿堂入り確定っすよ」
 なんで、サンクリ前に徹夜で無敵看板読んでるかな、この人は…。
 とりあえず、顔洗って、メンバーのリッカー改さんへ電話。
 起きてることを確認し、4人で車へと乗りこむ。
 途中、リッカー改さんを拾って、一路池袋へ。
 けど、朝から何も口にして無いので、コンビニに寄って、朝メシ調達。
 と、キリウさんの姿が見えない…。
 ん?どこだ?と店内を探すと…。
 売られてる地図を見ながら、懸命に池袋までのルートを暗記してました…。
 …って、前日にルートは完璧とか言ってなかったか!
 不安が倍増したので、地図を購入することに。
キリウ「すみません、ホッパーさん」
 いえいえ、路頭に迷うよりマシです。
 その後、パンをかじりながらドライブ。
 途中、リッカー改さんがSくんのパンを密かに盗んでたのは見なかったことにしておこう。
 しばらく走って、首都高へと進入。
リッカー改「おっ!首都高バトルだ!」
 何故かテンハョンが高まるリッカー改。
 そういや、この人って高速乗るとハイになるな…。
 その後、順調に車は渋谷付近を通過。
 うん、この分なら池袋までもうすぐだな。
 ちょっと、早く出発したけど、別に遅れるよりはいいよな。
 ふ〜、キリウさんも地図を見ながらうまくナビしてるし、ちょっとひと眠りしてもいいかな。
 ZZZzzz…。
キリウ「ホッパーさん!」
 ん?
 まどろみかけたところをキリウさんに呼ばれて起きる。
ホッパー「ん?なに?」
キリウ「道を間違えました!」
 
グットジョブ。
 キリウは笑いのコツを知ってるね〜、いい芸人になれるよ。
 って、そんなことはどうでもいい!
 なんで、地図まで買ってやって間違えることができるんですか!
 嫌がらせですか!
 ギャグですか!
 世界の抑止力ですか!
ホッパー「ぐわっ!どうすんの!?」
キリウ「えっと…、大丈夫です。 このままぐるっと周れば戻れます」
 ホントウデスカ?
 いっきに目が覚めたので、周りの看板を良く見ながらルートを確認することに。
 と、ひとつの地名が目に飛び込んできた。
『有明』
 まさか!
 と思って、左を見ると…。
ホッパー「うわっ、ビッグサイトが見えるよ…」
 今年に入って何回目かな…。
 なんで、池袋目指して、有明の道路を走ってますか…。
 と、僕の声に反応した人間がひとり。
リッカー改「え?ビッグサイト?どこどこ?」
 まだ、ハイなのか、この人は!
ホッパー「ビッグサイトなんて珍しくないだろ!」
リッカー改「そんなことないよ、3年ぶりくらいに見たよ!」
ホッパー「じゃあ、今度は右を見てみろ」
リッカー改「右?」
ホッパー「あれが有明コロシアムだ。で、その向こうが前に闘劇やった会場ね」
リッカー改「すげーすげー」
 小学生か、あんたは…。
 でも、おもしろいので、ちょっと観光案内をしてあげることに。
ホッパー「ほら、あそこに大きい橋が見えるだろ?」
リッカー改「ん?あー、見える見える」
ホッパー「あれがレインボーブリッチだ」
リッカー改「マジかよ!」
ホッパー「お前にレインボー」
リッカー改「やべっ、封鎖しなきゃ!」
 聞いてねーよ、こいつ。
ホッパー「あと、あそこに見えるのがフジテレビね」
リッカー改「うわっ、本当だ!」
S「ちょ、ちょっと、リッカー改さん、テンション高すぎですよ…」
リッカー改「いいじゃんかよ。あっ、そうだ、今度からサンクリ行く時は毎回ここを通ろうぜ」
 ぜったい嫌です…。
 とまぁ、そんな謎のテンションを乗せた車は、20分後、無事に池袋付近へと戻ってきました。
ホッパー「今度は大丈夫ですよね?」
キリウ「大丈夫ですよ。 ここを過ぎたから…次のところで降りれば池袋です」
高橋「え?次の次だろ?」
キリウ「ん?そうだっけ?」
 ホントウニダイジョウブデスカ?
 その後、なんとか降り口も間違えず、池袋サンシャインへと到着。
ホッパー「ふ〜、やっとついたか」
キリウ「ほんと、すみません…」
 いえいえ、お気になさらずに。
 多分、リッカー改さんの好感度は上がりましたから。

 その後、サンシャインの地下駐車場へと入る。
 相変わらずダンジョンのような場所だな。
 とりあえず、エレベーター近くに停車。
 そこから、自分のスペースまで荷物を運ぶことにした。
(1時間後)
 なんとか荷物も運び終わり、売り場の準備も完了。
 途中、メンバーのB’さんとも合流し、あとは開場を待つばかりとなりました。
 ふ〜、ちょっと一息つくかな。
 と、そこへキリウさんと高橋さんが、戻ってきた。
ホッパー「ん?どこ行ってたの?」
高橋「ちょっと、知り合いのサークルに挨拶してきました」
ホッパー「知り合い?」
キリウ「ほら、ホッパーさん。 同人誌もらっちゃいましたよ」
 ん?

 この同人誌は…。
 前の月読宴で買った合同本…。
ホッパー「え?え?え?」
高橋「…どうしました?」
ホッパー「知り合いって…、え?えっ??この中の、だ、誰とですか?」
高橋「あ〜、こいつです」
 と、高橋さんが指さした表紙のキャラは…。
 セイバー。
 !!
 まさか!!
ホッパー「知り合いって、
あかりりゅりゅ羽さんですか!!!!!!」
高橋「え?そうですけど…」
 ぐわっっ!!!マジっすかー!!
 オレ、普通にファンなんですけど!!!
高橋「え?こいつ中学生の同級生ですけど」
 
なななな、なんだってーーーー!!!
高橋「年賀状とか、普通にもらいますよ。 イラスト付きで」
 
イイイイイイイイイイ、イラスト付き年賀状ーーーーー!!!
キリウ「あの、ホッパーさん…。 大丈夫ですか?」
ホッパー「へ?ああ、あぁ…、だいじょうぶですじょ?」
 と、とりあえず、落ち着け。
 深呼吸だ…、深呼吸して、気分を落ち着かせよう…。
 ………。
 ……。
 …えっと、深呼吸って、どうやるんだっけ?
高橋「あの…、もし良かったらサインとかもらってきましょうか?」
 
!!!!!!!
 ぐはっっ!!
 呼吸どころか、一瞬心臓止まりましたよ!!
ホッパー「え、え、え…、いいんですか?」
高橋「大丈夫ですよ。 ちょっと待っててください」
ホッパー「は、はい…」
 ………。
 ……。
 …。
高橋「お待たせしました」
ホッパー「はい…」
 おもむろに同人誌を渡される…。
 そして、ページを一枚めくった…。
(ピラっ)


 
!!!!!!
ホッパー「☆&%’#)$”)」
←表現できないほどの奇声
キリウ「ははは、ホッパーさん。 もだえてますよ」
 そりゃ、もだえもするわ、奇声も上げるわ、挙動不審になるわ、萌え死ぬわ!!
高橋「よろこんでもらえて、良かったですね」
キリウ「にしても、ホッパーさん、むちゃくちゃ嬉しそうですよ」
高橋「すごいですね…。 満面の笑みです」
キリウ「こんなホッパーさん見たの始めてですよ」
 なんか、誰かが何か話してるけど気にしない。
 というか聞こえない…。
 そのまま風子のごとく、しばらく「ぽー」としてました。
 あかりりゅりゅ羽さん、ありがとうございます。
 こんなアホのためにサインなんて…。
 ちなみに、あなたの描かれた「ONE more Kiss」という同人誌は、今でも読み返すほど気に入ってます。
 これからもがんばってください…。

(サンクリレポート終り) 


 って、肝心のイベントについては何も語ってませんね…。
 まっ、いっか(駄