7月25日としまえん
零〜紅い蝶〜 4Dアトラクション
7月25日(日)
 今日も暑いです。
 こんな暑い日は、ホラーで冷っと涼しくなろう!
 というわけで、無理矢理仲間を募って「としまえん」へと出かけました。
 
 目的は、これ!
 零〜紅い蝶〜4Dアトラクション。
 知らない方のために補足。
 PS2用ゲームソフトとして発売された、テクモの和風ホラーゲーム「零」。
 この続編となる「零〜紅い蝶〜」が、去年の11月にリリースされました。
 前作の方が良かったという意見もチラホラ伺いますが、僕はかなりハマってやってました。
 秋に発売予定のX−BOX版も、当然購入予定。
 ただ、怖いだけでなく、ゲームとしても普通におもしろいので、未体験の方は是非どうぞ!
 そんな「零〜紅い蝶〜」が、今回アトラクションになって「としまえん」に登場。
 こりゃ、ファンなら行くしかないべ!
 けど、ひとりで行くような暴挙は、群馬のパン工房Cielだけで十分なので、原作を知ってる仲間を呼ぶことにしよう。
 というわけで、野郎だけで遊園地へGO、という気合いの入ったイベントがスタートしたわけです。
 
(午後1時30分)
 バイト帰りの本多さんを捕まえて、電車に乗り込む。
本多「暑い〜、帰りたい〜」
ホッパー「うるせー、ついてこい」
本多「鬼がいる…」

(午後2時)
 池袋到着。
 ここで七薙さんと改札前で合流予定だが…。
 姿が見えない…。
 まさかドタキャンか!?
 ちょっと、あせりましたが、自分らが地下にいて、向こうは1階にいたので、気付かなかっただけでした。
 よかった、よかった。
 これで、七薙さんとも合流…、ってあれ!?DA!さん?
 七薙さんと共に、DA!さんがサングラスをかけて登場。
ホッパー「DA!さんもご一緒してもらえるんですか?」
DA!「あぁ、別にいいですよ」
 『DA!が仲間になった』
 これは頼もしい味方がつきましたよ。
 でも、サングラスが似合いすぎて、ちょっと怖いですが…(w
 こうして、僕、本多さん、七薙さん、DA!さんの4人で、一路としまえんに向けて出発しました。
 にしても、西武線なんて始めて乗りますよ。
 なんだか新鮮です。

(2時20分) 
 池袋を出発して、最初の駅に到着。
 と、駅名を見て驚愕。
ホッパー「うをっ!七薙さん、椎名町だって!繭ですよ、繭!」
七薙「ああ!もう絶対言うと思った! だから、ホッパーさんを西武線に乗せたくなかったんだよ〜」
 すみません、いろいろアホで…。
 なんだか、僕だけハイテンションだな…。
 まぁ、当然か…、みんなは無理矢理連れてこられたんだからな…。

(2時30分)
 豊島駅に到着。
 おっ、着いた着いた。
 としまえんは、目と鼻の先。
 さ〜て、では行きますか…。
七薙「うわ〜、としまえんだよ、なつかしい〜。前に来たのって、オレが小学生ぐらいの時かな〜、変わってねー!」
 いきなり、僕よりもハイになる七薙さん。
 としまえんを前にして、童心の気持ちを思い出したようだ。
 おもしろいので、七薙さんを先頭にして入り口へと向かう。
 え〜と、入場料は…大人1000円か。
 今回は僕が誘ったので、入場料は当然僕が払う。
 にしても、1000×4で4000円。
 けっこう痛い出費だな。
ホッパー「子供料金でいいですか?」
本多「早く買いなさい」
 はい、すみません。
 
 そして、ついにとしまえん内へと潜入。
 さ〜て、零〜紅い蝶〜はどこかな。
 場所は調べてなかったけど、そんなに広い遊園地じゃないし、歩いてれば見つかるだろう。
 よし!みんなオレについて来い!

(15分後)

七薙「暑いですね」
本多「暑いです」
DA!「暑いです」
ホッパー「………」
 さんざん歩き回っても、零〜紅い蝶〜の姿は見えず…。
 うう…こんなハズでは…。
七薙「入り口にパンフレットがありましたから、それを見ましょう」
 それだ!
 というわけで、入り口に戻ってパンフゲット。
 そして、マップ確認。
 ………。
 ……。
 …。
 ぐわっ!ゲームセンターの中の施設かよ!
 こりゃ、見つからないわけだ…。
 気を取り直して、ゲーセンへと向かう。
 
 ゲーセン到着。
 ゲーム古っ!
 バーチャコップ2って…。
 と、そんなことは置いといて、零はどこかな…。
 おお!

 ついに発見!!
 入場料金は、

 500円。
 完全に別料金設定なので、一日券とかを持っててもダメらしい。
 よかった、入場料しか払わなくて。
 4人分のチケット購入して、列の最後尾に並ぶ。

 並んでる最中にも、零のキャラたちがお迎えしてくれるので、気持ちは高ぶる一方。
 と、ここで係りのおっちゃんが、暑いから、ということで団扇を渡してくれた。
 おお!これは零〜紅い蝶〜団扇!
 なかなかレア品をゲット!
 500円で買った思えば、かなり得した気分。
 おっちゃん、ありがと〜。
 
 と、ここで、今回のアトラクションについて説明しておきます。
 この4D零は、ムービーシアターとなってます。
 椅子に座り、スクリーンに映し出された映像を鑑賞するかたち。
 ただ、ちょっと凝ってるのが、特別なメガネをかけることにより、映像を立体に見れるというところ。
 また、使用される映像もゲーム本編のものではなく、発売前に流れたプロモムービーに、新規に映像を追加した
特別バージョン。
 ここでしか見られないというのは、かなり貴重かもしれません。
 
 うう〜、楽しみになってきました!
 そして、上演時間になり、おもむろに着席。
 さて…、いったいどんなムービーを見せてくれるのか…。
 ドキドキ。


(10分後)

 観賞終了。
 これから見に行く方もいらっしゃると思いますので、内容に関しては秘密にしておきます。
 とりあえず、完全にファン向けな内容でしたね。
 映し出される映像やキャラを見て、なつかし〜、と感じられる人なら純粋に楽しめるかと。
 僕なんかは、そういう受け止め方ができたので、この内容にはわりと満足。
 逆に原作を知らない人には、???で終ってしまうかも。
 まぁ、知らなくてもそれなりに楽しめるとは思うけど、この機会に原作にふれてもらえると、ファンとしては嬉しいですね。
 って、もしかして、出口に「零〜紅い蝶〜」が売ってたりして…。
 それだったらおもしろいけど…。
 どうかな〜。
(ガチャ)
 おっ、出口に…。

 なんで、バイオハザードグッズやねん!!
 しかも、全品30%オフって。
 まぁ、売れ残りってのは解るけど、零とぜんぜん関係ないだろ。
 こっちは、カプコンだし。
 ホラーゲームつながり?
 だったら、用意したスタッフすごいセンスだな…。
 おそれいったよ。

 けど、七薙さんは、興味深くグッブを手にとっている。
七薙「あっ、これホッパーさん持ってましたよね」
ホッパー「ああ、そうですね。 サンクリの時に着てたやつですね」
七薙「えっと、こっちは…」
ホッパー「ああ、これも持ってますね。 あっ、この時計も持ってますよ。 あっ、これも持ってる、あっ…」
七薙「………」
 さすがに引いたらしい。
 まぁ、一時期バイオグッツを買いあさってた頃がありましたからね。
 部屋探せば、いろいろ出てくると思われます。

 バイオコーナーを後にして、いったん外へと出る。
 う〜ん、外は暑いな〜。
七薙「あっ、ホッパーさん。 零のポスターですよ」
ホッパー「ん?どこ?」


 
って、デカっ!!
 

 
 
うおっ、こっちもかい。

 なんで、最初に歩きまわった時、これに気がつかないかな…。
 多分、

「うおっ、上級アンデットがいる!」
 とか、


「おっ、メリーゴーランド! サイレント・ヒル3だと、ボス戦があるんだよ〜」
 とか、無駄にハイだったせいでしょうね。
 
 さてさて、それはさておき、せっかく遊園地に来たのに、ひとつだけ見て帰る。
 ってのは、ちょっと味気ないかな。
 というわけで、ちょっとばかし遊んでみますか。
 個人的に、遊園地といえば観覧車とジェットコースターが思いつく。
ホッパー「よ〜し、まずは観覧車に乗るぞ!」
DA!「としまえんに観覧車は無いですよ」
ホッパー「……」
 クールなツッコミをありがとう兄貴。
ホッパー「くっ…、ならジェットコースターだ!あれに乗るぞ!」
七薙「え…、マジですか…」
 ん?どうしたんだろう…?
 さっきまで、ハイだった七薙さんのテンションに陰りが…。
 ………。
 ……。
 …。
 まさか…。
ホッパー「ひょっとして、七薙さん。 ジェットコースターだめですか?」
七薙「いや、オレ…。 高いところダメなんですよ…」
(キュピーン!)
ホッパー&本多&DA!「よ〜し、じゃあ乗ろうぜ〜」
七薙「おい!」
 嫌がる七薙さんを強引に連れて、ジェットコースターへ。
七薙「いや、オレ…。 高いところダメなんですよ…」
 同じセリフを繰り返してるが、気にせず入場口へ。
 そして、おもむろにシートに着席。
 ちらっと、隣に座った七薙さんの顔色を伺う。
七薙「………」
 まるで絞首刑台へ向う囚人のような顔だ…。
(プルルルルル)
 と、そこに無常にも発射をつげるブザーが鳴り響く。
(ガコン!)
 にぶい音と共に動き出すジェットコースター。
七薙「………」
 覚悟を決めたよう…、いや違う…、あきらめたようだ…。
(ガチャン!ガコガコガコ)
 少しずつ上へと持ち上げられてくジェットコースター。
 そして、頂上に差し掛かり…。
 あと、重力にしたがって、一気に落下!
七薙「……!!」
 ゴ〜という音と共に、加速していくジェットコースター。
 そして、左へと大きく旋回。
 と、そこでちょうど、これから通るコースが目に入った。
ホッパー「おっ、七薙さん、かなり急降下しますよ」
七薙「…ちょっ、待っ…!!」
 すげぇ七薙さん、リアクションが素だ。
 そして、期待通り、一気に下ってさらに加速!
 そのまま、渦を描くように、ジェットコースターは2回転!
 うおっ、これはすごい!
 としまえんに、こんな凝ったコースターがあったとはね〜。
 感心してるうちに、そのままゴールへ。
(プシュー…)
『はい、お疲れ様でした〜』
 スタッフの案内と共に、安全シートが外れ、ジェットコースター終了。
ホッパー「あ〜、おもしろかった〜」
本多「ちょっと、短かったけどね」
DA!「七薙さん大丈夫ですか?」
七薙「誰だって、苦手なものが、ひとつやふたつはあるんだよ!!」
 元気そうでなによりです。
 
 その後、今のジェットコースターを超えそうなアトラクションがあったんですが、さすがにこれ以上、七薙さんに負担
をかけたくないので、この辺で引き上げることに。
 今度は一緒に、フジヤマに乗りましょうね(w
 

 そんな会話をしつつ、帰ろうとしたら、なんだか広場に人だかりができている。
 おっ、なんかショーをやってるぞ。
 どうやら、サーカス団のパフォーマンスらしい。
 一日2回しか公演しないところを、ちょうど運よく通りかかったようだ。
 しばらく観賞してたけど、さすがブロは違いますね〜。
 しかも、生で見ると迫力もあります。
 空中ブランコとかまで披露してくれたし、タダで見る分には十分すぎる内容でした。
 にしても、よくあんな高い場所で演技ができるものです。
 きっと、こういう人たちには、どんなジェットコースターに乗っても、途中で寝るくらいのスキルは持ってるんでしょうね。

 そして、サーカスも終ったあたりで時刻は6時。
 あんまり遅くなってもしょうが無いし、この辺で引き上げましょう。
 こうして、波瀾のとしまえんオフも、無事に幕を下ろしましたとさ。
 
 とまぁ、そんなこんなで、最初は零だけが目的のとしまえんでしたが、終ってみれば普通に遊園地で息抜きができた感じ。
 たまには、こういう時間もいいかな?
 と、思ってみたり。


 この後、例によって池袋でアニメイト行ったり、帰りに焼肉屋であやしい酒を飲んだりと、お約束の行動をやってましたが、
長くなってきたので、割愛しておきます。
 
 ともかく、楽しい一日でした。
 付き合ってくれたみんなに感謝ですね。
 変わった休日でしたけど、とりあえず零〜紅い蝶〜はおもしろいってことで閉めさせていただきます。
 それでは、最後まで読んでくれてありがとうございました。


追記
 この零〜紅い蝶〜4Dアトラクションは、大阪のジョイポリスにもあるそうです。
 カイさん、どうですか?w