06年2月19日
ローゼンメイデン ファン感謝祭レポート
 というわけで、行ってきましたファン感謝祭!
 当日のレポを、覚えている範囲で箇条書きします。
 

 会場の場所は、横浜BLITZ
 最寄りの駅は、みなとみらい線の新高島駅だけど…。
 みなとみらい線なんて始めて乗りましたよ…。


 そして、開場1時間前くらいに到着。
 すでにそこは、多くのローゼンファンで溢れかえってました。
 ちなみに、男性7割、女性3割といったところ。
 予想以上に女性が多くてビックリ。


 整理券に書かれた番号順に並ばせているので、僕の番号「229」の列まで向かい
ました。
 
 そして、いよいよ開場時間となる午後4時に!
 けど、一向に入り口が開きません…。
 どうやらリハーサルが長引いてしまっているらしいです。
 まぁ、それなら仕方無いか。
 これだけ人数がいれば寒くないし、じっくり待ちますよ。 
 そして、15分ほど遅れて入場開始。
 そこからは、各自好きな場所に向かっていいので、ステージに最も近い場所を
目指して早歩き!
 ステージにいる人の表情が、はっきりと見える位置をキープしました。
 やりっ!

 そして、時刻も5時になり、ついにファン感謝祭開催!
 場内は撮影不可でしたので、ここからは文字だけになりますが、ご勘弁を。

 
 まず最初に笑ったのが、開演5分前に真紅から注意事項のアナウンスがあった
こと。

 うろ覚えだけど、
「あなた方は、誇り高きローゼンメイデンの…ファン。
開演中は暴れたり無様な姿を晒さぬよう、紳士ある行動につとめなさい」

 とか、
「みんな携帯を出しなさい…。 ほら早く! さぁ、電源を落としなさい」
 などなど。
 みなさん笑いながらも「真紅が言うんじゃしょうがないよな」と、電源をOFFにして
たのが微笑ましかったです。
 
 上演開始時に、ステージ上のモニターにアニメーションが映し出され、オープニング
が始まりました。
 そして、今回、司会進行役をつとめる日本放送のアナウンサーが登場。
 この人が非常にテンションが高く、すごくしゃべり上手なので、イベントがスムーズ
に進行しました。
 見事でしたよ。

 
 そして、ファン感謝祭、最初のコーナーへ。
 ここでは、モニターにキャラの絵が表示され、各担当の声優さんがセリフをしゃべる。
 というもの。
 セリフの内容は、手紙
 真紅はジュンに、メグは水銀燈に、など、各キャラに関わり合いのある人物が手紙
を書き、その内容を朗読する流れでした。
 くんくん探偵特別編を予約したけど、終わり部分が5分切れてたことにマジギレする
真紅。
 口をきいてくれなくなったので、仕方なく手紙を書くジュン。
 真紅はそれで機嫌を直すが、ひとつ罰を与える。
 それは、のりがジュンのベットの下から、いろいろアレな雑誌を取り出し、机の上に
置いておく、というもの。
 うわっ…これは男子にはキツイ仕打ち…。
 などなど、わりとユニークな内容でした。
 あ、ちなみに登場した声優さんは、下記の通り。

真紅役…沢城みゆき
ジュン役…真田アサミ
水銀燈役…田中理恵
雛苺役…野川さくら
翠星石役…桑谷夏子
蒼星石役…森永理科
金糸雀役…志村由美
薔薇水晶役…後藤沙緒里
桜田のり役…力丸乃りこ
柏葉巴役…倉田雅世
めぐ役…河原木志穂
(敬称略)


 にしても、声優さん上手だな〜。
 さすがプロ。
 あと、別の意味で驚いたのが、金糸雀役の志村由美さん。
 身長が133cmと、むちゃくちゃ小柄。
 志村由美さんがしゃべる時、スタッフの方がマイクの高さを調整してたのが笑え
ましたw
 田中理恵さんの肩ぐらいしか身長がありませんからね…。
 司会者にも、「金糸雀とほとんど実物大ですね」とツッコまれてましたw
 
 
 手紙が終わると、次のコーナーへ。
 ここでは、各声優さんに、ローゼンでお気に入りのシーンをひとつ選んでもらい、
コメントを言ってもらう、というもの。
 印象的だったのをいくつかピックアップ。

雛苺…第一期の5話「階段」
 翠星石とのドタバタケンカの記念すべき一戦目w
 ちなみに、第二期の翠星石とのケンカは全てアドリブだそうだ。
 台本にも「アドリブ」としか書いてなく、のびのびと演じられたと話してました。

水銀燈…第一期の最終話「真紅」
 炎に焼かれて死亡するシーン。
 ここでは水銀燈は涙を流しながら絶命するけど、演じる田中理恵さんも本当に泣き
ながらアフレコしたそうです。
 そのため、あのシーンの声は、少し鼻声になっているとか。
 似たようなことを話してたのが、翠星石役の桑谷夏子さん。
 第二期で、蒼星石がローザミスティカを出すシーン。
 意識が無くなっていく蒼星石に対して、涙を流しながら叫ぶ翠星石だけど、あまり
に感極まってアフレコ中に泣いてしまったそうな。
 けど、あまりに感情が出すぎたため、そこはNG。
 涙を抑えるのが大変だったみたいです。
 そういったシーンが多いため、けっこう涙の耐えない現場だったみたいです…。

めぐ…第二期の6話「天使」
 初登場のセリフが歌声。
 え?どうしろと?
 と、かなり困惑してスタートしたトロイメントのアフレコ。
 ちなみに、あの歌はアニメが出来上がる前に、別スタジオで録音。
 当日のアフレコでは流れなかったため、出演者もオンエアまで歌のことを知らな
かったそうな。
 そして、このめぐの歌を、なんとステージ上で披露してくれました。
 キレイな歌声に全員うっとり。
 田中理恵さんも、水銀燈の声で「和むわ〜」とコメント。
 素敵でした。

薔薇水晶…第二期の最終話「少女」
 真紅を倒して、お父様になででもらうシーン。
 薔薇水晶はローゼンメイデンではなく、ニセモノだったことは第一話をアフレコした
時に、監督から教えてもらったそうですが、他の出演者は全員知らなかったそうです。
 演技に違和感が出ないように、後藤沙緒里さんだけに伝えていたわけですね。
 監督さんのこだわりが見てとれます。
 それにしても、後藤沙緒里さんの声って、地声もまんま薔薇水晶なんですね。
 大人しい娘でした。

 こんな感じですね。
 いろいろアフレコの舞台裏が聞けたのは貴重でした。
 あと、翠星石と蒼星石はセリフの量に随分と差があるのにギャラは同じとか、かなり
ぶっちゃけるシーンもありましたw
 大丈夫なのか…、こんな話して…w
 
 
 そして、また次のコーナーへ。
 ここで、息抜きも兼ねてか、ローゼンフィギュアや、PS2版のローゼンのデモが上映。
 くんくんアニメは、マジでやばそうでしたw
 それが終わり、改めて次のコーナーへ。
 その時、スクリーンに映し出されたタイトルは…

「ローゼン大喜利」

 なにをさせる気だ!!
 まさか、ローゼンのイベントで笑点のテーマ曲が聞けるとは思いませんでしたよw
 ここでは、それぞれローゼンに関するお題を出し、それに各声優さんが答える、という
もの。
 時間の関係で、お題は3つだけでしたが、どれも楽しかったです。
 ひとつひとつ説明しますと、

お題@
『道に一万円札が落ちていた、さぁどうする?』

 水銀燈が「もらいね」と言ってネコババしたり、翠星石が拾った蒼星石に対して、
「それは私の一万円ですぅ、拾ってくれてありがとなのです〜」と答えてたのが笑え
ましたね。
 
お題A
『バイト先に20歳年上の好きな女性がいます、どうすればいいですか?』

 なんだ、この人生相談…w
 真紅は「ジュン、何とか言ってやりなさい」→ジュンは「僕は何もできない!」
 蒼星石は「それはローゼンメイデン1の頭脳派、金糸雀に聞いてもらおうよ」→金糸雀
は「うーん、カナにも解らないことがあるかしら。ここは雛苺に〜」など、みんな誰かに
振りまくり。
 個人的に爆笑したのが、巴。
 「うーん、学校の先生に聞いてみた方がいいのかしら…、ねぇ水銀燈?」
 ちょwwww
 巴が水銀燈に話しかけた!!!!!
 これには出演者も全員、えぇーーでしたね。
 本編でも1ミリもかすらない二人ですからね。
 レアなシーンでしたよw
 
お題B
『ジュンが通販で購入して、みんなが幸せになったものとは?』

 スケッチブックに答えを記入して回答してもらいましたが、これは同ネタ多数。
 くんくんセットというのが多かったですね。
 そんな中で異色だったのが、巴。
「超高速 高枝切りハサミ」
 なんだそれwwww
 通販というと、高枝切りハサミしか思いつかなかったそうな。
 けど、それだけだとインパクトに欠けるので、超高速を付けてみました!
 ちょっと、巴さん面白すぎなんですけどw
 それ以外だと、雛苺の「花丸ハンバーグ製造機」も、いいセンスでした。
 あと、関係無いけど、沢城みゆきさんの字のヘタさに笑わせてもらいました(コラ
 タイトルを見た時、大丈夫か?
 と思ったコーナーでしたが、終わってみればかなり楽しめました。
 
 そして、ここでなんとローゼンの主題歌でおなじみのALI PROJECTの宝野アリカさん
が登場!
 ステージで、第一期の主題歌「禁じられた遊び」と、第二期の「聖少女領域」を二曲
続けて披露。
 しかも、自前の真紅ドールをだっこしながら。
 すげぇ、CDの音質と変わらない歌声だ。
 途中、歌詞を一回間違えたけど、そこは「真紅がジャマするから」とコメント。
 場内は終始、歓声と笑いに包まれてました。
 
 
 こうして、大興奮のまま全てのコーナーが終了。
 最後に出演者が全員ステージへと集まり、ひとりひとり感謝のコメントを添えてくれ
ました。
 と、ここで、金糸雀役の志村由美さんが、これだけのファンに支えられてることを
実感して思わず涙。
 隣にいた、薔薇水晶役の後藤沙緒里さんも貰い泣き。
 うぅ…、こっちまでちょっと感動してきたよ。
 そんな最後のコメントでしたが、蒼星石役の森永理科さんの言葉が印象的でした
ので、ご紹介。

「青い薔薇は、今まで作ることができませんでした。
そんな青い薔薇に付けられた花言葉は、”不可能”。
けど、最近の研究で、ついに青い薔薇が作られました。
そのため、不可能に変わり、今は”希望”という花言葉になったそうです。
トロイメントのEDの最後で、青い薔薇が咲くのはそんな意味がある」


 という感じ。
 試しに検索してみたところ、確かに青い薔薇が完成したニュースがありました。
 なるほど…。
 EDひとつとっても、そんなこだわりがあったんですね。
 ためになりました。
 
 そんなローゼンですが、こういう大きなイベントもしばらく無さそうだし、これでローゼン
もひと段落ついたかな。
 と、思ったら、ここでいきなり場内が消灯!
 あれ?
 と思った次の瞬間、モニターに信じられない文字が!


『ローゼンメイデン特別編
  製作決定!! 
 薔薇乙女、再び…』



 うぉぉぉぉぉおおおおおおお!!!!
 新シリーズキタコレ!!!
 事実上、第三期の発表に、場内は騒然。
 大興奮に包まれました!
 そんな衝撃ニュースを見せたところで、ファン感謝祭は終了。
 いや〜、いいイベントだった!

 と、余韻にひたっていたところ、ここで場内アナウンスが、

「こんな日曜に集まるなんて、とんだ暇人間ですぅ。 さっさと帰るです〜」
 
 ちょww、これ翠星石じゃんww
 最後の最後まで、楽しませてもらいました。
 ファン感謝祭でしたけど、感謝したいのはこっちです。
 すばらしい時間をありがとうございました。

 以上、ファン感謝祭レポでした。
 ローゼン最高!!
 銀サマ!!